ユリ根盗った意外な犯人... 17/8/6

今日、地元の知り合いの人が来て最近のこのあたりのニュースを教えてもらった。
その人は「何か変わったことはないか」と聞いてきたので、「ユリ根をたくさん盗られてイヤになっちゃう」という話をしたら、「やっぱりそうか」という。

この近くにイノシシがⅠ頭住み着いていて、地元の人たちの間で話題になっており、罠を仕掛けたりするなど捕獲に向けて動いているのだとのこと。
ユリ根はイノシシの大好物でだけど、夜に活動するので姿はあまり見せないがあちこちでユリの根本を掘って食い荒らしているらしく、足跡や土の掘り方でイノシシの仕業であることは間違いないらしい。

これには驚いてしまった。こんなところにイノシシが出るなんて考えたこともなかった。
山菜採りやキノコ採りの人が入り込んできたのを実際に見かけたこともあるので、絶対人間に違いないと思っていた。
キノコなどは自分が採らないから、よくわかる人が採っていくのは特に被害とは感じないので「まあいいか」と思っていた。

ヤマユリはどんどん増やして家の周りにいっぱい咲かせてみたいと思っていたのに、去年の夏から再三被害にあって腹が立っていた。
この夏ももうすぐ咲きそうな大きな蕾をつけたユリをたくさん倒され、根を掘られてしまったので、立て札立てて「大事に育ててんだから盗るのはやめてくれ」と訴えていたのだった。
今日来た地元の人には、「相手は字が読めないからねえ」と笑われてしまった。

その他の野生動物の情報も教えてもらった。

今年3月、この近くで2匹のサルを見たのだけど、そのサル達は2匹とも既に捕獲されたとのことだ。
サルの方はとりあえず一安心だ。

また、ここよりだいぶ上の方だけど、鹿も出てきてるらしい。

この辺に住む人間の方はじわじわと減ってきており、代わってサル、イノシシ、鹿などが生息域を広げてきているようだ。
ウチの家の周りを夜間イノシシがうろうろしているのかと思うと、これからはふいに出くわしても慌てないように心構えをしておかないといけないようだ。
ネコ達も林の中なんぞに勝手に入り込まないよう、今後一層気をつけていかないといけないと思ったことだった。

ウチの庭にまだヤマユリはに残っているから、これからもそれを狙ってここに現れるものと覚悟してないといけないなあ。

これ、今日林の中で見つけたキノコ。

タマゴダケという食べられるキノコらしいけど、確信がもてないからもちろん食べるつもりはない。

 

卵の殻を破って出てきたような形がおもしろい。
傘を開いたのもあった。

 

虫か何かがこれだけかじった跡があるから、毒が無い証拠なのかもしれない。

イノシシもキノコを食べる程度にしておいてくれたら、まだかわいいんだけどねえ。



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2017年08月06日|ニュースのカテゴリー:その他, 山の生活