トイレのボールタップ交換…17/5/26

1階と2階にある両トイレとも、水を流した後しっかり止まらずチョロチョロとわずかずつだが便器内に流れ続けることがよく起こる。
ずーっとそんな状態だとわずかずつとはいえ水道水の無駄使いだし、気分的にもよくない。
気がついて手洗い水を受ける陶器の蓋を開けて中の「浮き」を上下させてやるとその後は治ることが多い。

トイレの水洗用の水を貯めておく陶器製のタンクの中にあって、水が適量になったらストップさせる装置をボールタップというらしい。
プラスチック製のボールのような「浮き」が水に浮いて上がってくる力で水の弁を閉じる仕掛けになっている。

これが、長年の使用で動きが悪くなっているとようなので、交換することを計画した。
ネットで調べたら、今使っているのと同じような形のものは3500円から高いものは5000円ぐらいする。
でも、スリムタイプという浮きが丸くなく小さくて、全体も小さ目のものはスリムタイプといって最安2400円という値段だった。
送料が700円かかっるけど、これが一番安いので注文してみた。

2ヶ所共交換するつもりだけどスリムタイプで問題があった場合困るので、とりあえず1個だけ注文した。
それが届いたので、見たら本体がプラスチック製で軽々しいのが耐久性的にどうかな?というのはあったけど、とりあえず使えないってことはないだろうと思えた。
直後、オイルタンクを直取引するために車で出かけることになったので、ついでに黒磯のホームセンターを覗いたら、全く同じものが売られていた。
こちらは3000円だったけど、送料が不要なので、逆にトータルでは100円安になる。
ネットで買うのはは宅配してくれるから便利だし、安く入手できる可能性も高い。(送料無料の場合もあるし)
その代り、良く調べないと変なものをつかまされる危険もある。
ホームセンターで売っているなら、まあ間違いのない製品なのだろうという一定の安心感がある。
しかも今回は費用ももこちらの方が安く手に入るわけなので、ここで追加の1台を購入した。。

2個そろったし、説明書もざっと読んで、昨日交換作業に取り掛かった。
水道元栓を止め、古いのを外して、同じ場所に新しいのを取り付け、どの水位で水を止めるか浮きの傾きを調整する。

やってみたら、ふたつ問題があった。
1個はこの部品と水道管との接続部の水漏れ。
ゴムパッキンを元ので古いのをそのまま使って組み付けたのが原因とすぐわかったの取り替えてこれはすぐ解決。

もう一つは手洗い水が出る裏側の接続ナットが会わなくて締まらない、という問題。

水道関係の部品って標準化されていて合わないはずはない、という思い込みがあったものだから、やり方が悪いのかと思ってその部分を外に持ち出して作業台に乗せ、椅子に座って落ち着いて調べてみた。
角度をしっかり合わせてみたり、力づくだったりいろいろ頑張ってナットを締めてみたがどうにも入っていかない。
どうやら、サイズが違うらしいと気づいた。
しょうがないから、今まで使われていた古いナットと管を新しい管につなぐことにした。

水圧がかかる部分ではないので、ねじ込んでビニールテープで接着しただけだけど、これで問題ないと思う。

こんなことで時間取られたので、昨日1個だけの交換でやめた。
あとで、説明書をもう1度よく読んだら、ナットのサイズが合わない場合の対処法がちゃんと書いてあった。
何に使うかわからないゴムのコネクターみたいのが1個あるのが気にはなっていたんだけど、それを使えばナットで締めなくてもゴムの弾力で押し込むスタイルだった。

今日、2個目の交換作業はそのやり方でさっとできた。
交換後の内部を撮影。

水タンクの内部はよほどのことがないと掃除したりしないので、多分35年以上のカビと汚れが貯まっていて真っ黒だった。
トイレマジックリン吹き付けてタワシでゴシゴシこすってみたが、写真程度にするのが限界だった
交換後のトイレの水流してみて水停止時の切れがグッドだ。ジャーと流れていて、バシっと止まるのが気分良い。

こちらは交換した古い方のボールタップ2個。
ボールの汚れはともかく、装置の本体が鋳造で、可動部は真鍮のようだから、しっかり作られた物であることは確かだ。
35年は経っているようだ。今度のプラスチック製はそんなに持つようには思えないけど、まあ、ほどほどでいい。

 

ひとつ前の記事へ   次の記事へ   このページの先頭へ
DIY 一つ前の記事へ  次の記事へ    トップページへ

2017年05月26日|ニュースのカテゴリー:その他, 山の生活, DIY