ネコが退屈している…17/6/24

那須から川越に戻って、3週間あまり。
外に遊びに出掛けられない環境は刺激が欲しいネコ達にとって退屈のようだ。
コユキは使ってない冷蔵庫の上が最近の居場所で、日中のほとんどをここで居眠りしている。


ハナは窓際のこの木製ベンチの上で寝ることが多い。

2匹とも最近問題行動が多い。
コユキはトイレの外にオシッコやフンをするので、臭いし掃除が大変だ。
先日現場を見てしまったんだけど、体はトイレの中にちゃんと入っているのにお尻が外に出ててそのまま排泄するのだ。
どういうことなんだろう? 本人はちゃんとトイレに入ってしているつもりらしいから怒ってもしょうがない。

ハナは人が寝たころに大きな声で鳴いて騒ぐのが困る。
最近何かで読んだ中に「ネコは刺激が必要な動物だ」という一節があった。
那須に居るときなら自然豊富な外に遊びに出ることが自由だから、それと比べると川越は条件が悪い。
すぐ目の前の道路は車の通行も多いし、自由に外で遊ばせたら他所の家に迷惑かけたり逆にいじめられたりという恐れもある。
ネコ部屋の中だけの生活では刺激が少なくてストレスを溜めているのかもしれない。
那須のネコ部屋ではトイレの使い方もあまり間違いが起きないのが一つの証拠と言えるのかも知れない。

以前は家の中全体を自由にさせていた時期もあったけど、壁紙で爪とぎしたり、本棚の本や人の机の上でオシッコするなどあって今のスタイルに落ち着いたいきさつがある。
そういう点ではコユキは以前からトイレの問題があったわけだ。

早く那須に連れて行って自由に遊ばせるのが一番だけど、今年は町内会の組長の役が回ってきて回覧回したり、寄付金集めたりなどいろいろやることが多いので、なかなか行けないのがつらい。

ネコもつらいんだろうと考えて、1日に1回か2回程度だけど、ネコを家の中自由に動いて良い時間を作っている。
問題行動されると後が面倒なので、ネコ部屋の外には1匹ずつ出してずっとついて回って監視している状態だから、長くても30分程度だ。

北側の和室の窓のすだれ越しに外を見るコユキ。ネコ部屋は南側だから、こちらは畑などあって全然違う景色なのが新鮮なのだろう。

玄関の風が入る小窓からも外を見ている。

やっぱり外を自由に歩き回りたいんだろうと思う。
洗濯ものを入れるこの籠に入るのも好きみたいで、ここに来るとよく自分でひょこんと入ってしばらく遊んでいる。

ハナは居間の椅子の上が好みのようだ。

寝てしまうこともある。

こうしてしばらく、ネコ部屋の外で遊んでもしばらくすると自分からネコ部屋に戻っていくことが多い。

人間に付きまとわれるのが嫌になっちゃうのかもしれないけど、本当に眠くなったらやっぱり自分の部屋が一番落ちつけるようだ。

夕方、ネコ部屋の網戸も開けて解放的にしてみたら、高いところから見る道路の景色が面白かったのか真剣に眺めていた。
車や人が通るのが見えるし、話し声なんかも聞こえる。
ときには近くの電線に鳥がとまってこっちを見てたり、カラスがカアカア鳴きながら飛んでいくこともある。
心の目をしっかり開いて見てくれれば、この部屋に居ても結構刺激はあるはずなんだけど・・・。

 

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2017年06月24日|ニュースのカテゴリー:ネコ関係, 里の生活