イノシシなのか?…18/7/10

那須に来て2週間。
梅雨のような雨ばかりの日が数日続いた後、昨日から晴れになった。

九州、四国、中国地方の豪雨被害が拡大していて、異常気象がだんだん状態化しているようで、恐ろしい。
数十年に1度の、とかいう事象がやたらあちこちで発生しているような気がする。
やはり、地球温暖化の現象のひとつなのだろうか?

それとは別に、最近各地で野生動物が人間の生活圏に現れて人を驚かすことも多くなった。
この那須高原の自分の家の周りにも1昨年あたりから、サルやイノシシが出没するようになった。

こちらの原因は動物が増えているからのだろうか?

今回那須に来てから、自分の敷地内の地面の傷跡などを注意深く見ていると、落ち葉が積もった地面を掘り返してような跡がいたるところで目につく。

これはイノシシの仕業だと思っている。
実際に姿を目撃したことはないんだけど、昨日は無かった地面の傷が今日新たについていたりするので、結構頻繁に家のまわりに出没しているように見える。

つぼみが大きくなって花が咲くのを楽しみにしていたヤマユリの根っこ部分を掘って、ユリの茎を倒していった跡も数か所見つけた。

これはネコ部屋の目の前の庭のヤマユリで、2本とも球根部分が掘られて無くなり、茎は折られている。

その1mほど左にもっと大きなヤマユリが3本生えているがそちらは何の被害もなかった。
このことから、これは人間のしたことではなく、やはり、イノシシが夜中か、明け方にここに来ているということなんだろう、と
考えている。

ユリの被害の翌日に近くの濡れた落ち葉を引っ掻き回した跡も見つけた。
直径15センチほどの結構大きな石をひっくり返しているのもあった。
おそらくミミズなどを探して食べているのかもしれない。

日中はここでネコを放し飼いにして遊ばせている所なので、こんな、家の軒先にまでイノシシが来てると考えて、夜中にネコ達が間違っても外に出たりしないよう、扉の管理をしっかりするよう気をつけている。
イノシシに突進されたらウチのネコは年寄りだから逃げきれないんじゃないかな?

自分は台所から出る野菜くずなどを夜暗くなってから、外のコンポストに捨てに行くことも度々あったので、(もちろん外を照らすライトは点けるものの)まさか、その辺にイノシシが潜んでいたりしないだろうな、と警戒しながら外に出るようにもなった。
自分も年寄りだからイノシシに突っかかって来られたらどうしようもない。
出来るだけ明るいうちに行くように気をつけるようにもしている。

ヤマユリの被害は家の周り数か所で発生しており、そうやって倒されたツボミがかわいそうなので、拾ってきてバケツの水に挿して置いている。

花が咲くところまで行けるかどうか危ぶみながらも、せっかく芽を出して大きく育ってきたヤマユリなので、できることなら花を咲かせてやりたいものだ。

ネコ部屋には「ネコくぐり」をつけてあるので、日中はここだけを開けっぱなしにしている。

ハナが今外に出ようとしている。
この後前脚をスッと外に出して一瞬の内に外にピョンの飛び出して行くのだ。
イノシシはここからは入れないだろうけど、中にネコが居るのを見て、ガラス戸を破って突進してこないとも限らない。

夜は夏でもカーテンを閉めて中が見えないように気をつけている。


こちらのコユキは餌を食べています。

まだ、イノシシなん見たこともないはずだから、初めて遭遇したら、びっくりして足がすくんでしまうんじゃないだろうか?

 

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2018年07月10日|ニュースのカテゴリー:ネコ関係, 山の生活