TVアンテナを修理…18/3/24
前回(2月下旬)来た時、TVの(地テナ)アンテナが屋根の上で倒れてるのを発見した。
それでもテレビは映っており、時々、不調になる程度だった。
BSアンテナは屋根の上ではなく、ベランダに立てた鉄柱に取り付けてあるのでBSを見てれば問題はまったくない。
2月には外には雪があったので、アンテナは放っておいた。
今回那須に来た目的のひとつが倒れたアンテナを元に戻すことだった。
天気がイマイチで、昨日までやる気が起きなかったが、今日は朝からからりと晴れて風もない。
暖かい、と思ったらテレビでは六本木で桜満開だとか言っている。
エーっ! そんなに暖かいのかあ。 と、びっくり。
那須はそれほどではないけど、雪ももう消えたし日も照っているので、屋根上の仕事も大丈夫だろう。
最初の仕事は屋根まで届くハシゴを掛けること。
これが実は一番大変。
屋根に上がるには10mまで伸びる2連ハシゴを使う。
アルミ製だけどとっても重くて、これをひとりでバランスを崩さないで立てるのがかなり難しい。。
ハシゴを伸ばすときに右手でロープを引っ張るので、はしごを支えるのは左手一本になり、ちょっと横に重心がずれると上が長いので立て直すのが難しくそのまま倒れてしまうこともある。
そうならないように、慎重に慎重に作業を進めないといけない。
途中段階でベランダのフェンスに寄りかからせたり、こすったりするので、事前にフェンスの上に木の板をしばりつけておいた。
また、ハシゴが結構揺れて上がり降りのとき怖いので、揺れ止めも自分で考えてセットしている。
こういう時のために、木の枝の適当なものを用意してある。
ハシゴの桟に取り付けているのが揺れ止め。
フェンスの方を支えているのはアルミフェンスにハシゴを当てたとき、フェンスの支柱が曲がらないように予備的防御。
東北大震災のときフェンスを激しくゆすられて支柱がグラグラになってしまい、一昨年ベランダフェンスを交換してもらったので、今は大事にしているといいうこと。
屋根上に上がってみた。
屋根のてっぺんで完全に横倒し状態。
屋根の四方からステンレス針金で引っ張っていたのが、西南の1か所が切れていた。
よく、こんな状態で電波を受信出来ていたものだ。
切れていたのは針金の張り具合を調整する金具と接続する部分。
この辺りは非常に強い風が吹くことがあり、大木の枝や、時には幹までが折れてしまうようなこともよくある。
考えてみると、切れた部分は引っ張られたとき、回転する力も加わり針金と金具の間でこすれるような動きも起こりそうだ。
その部分を元通りにつないだ上でさらに補強しておいた。
他の3本についても同じ個所を補強したので、少し安心かもしれない。
これがちゃんと立てた状態のアンテナ。
屋根の上からは普段とは違う景色が見える。
木の枝越しだけど、北の方には雪が残る那須連峰が見えた。
だいぶ時間が掛かったが、安全第一でちゃんと終われてよかった。
部屋に戻って確認すると地デジは全チャンネルしっかり映るようになった。