蛇口の水漏れ修理…18/7/18

那須での生活も4週間目に入った。

洗面所の蛇口を閉めてもポタポタと水が垂れているのが気になってきたので、修理することにした。

蛇口はワンレバー混合栓でTOTOのTLF30UKXというモデル。本体の横にラベルが貼ってあった。
ネットで調べてみたら、今は製造も販売も終わっている。
寒冷地仕様で蛇口の下側に水抜きがついている。

TOTOは古いモデルであっても、自社H/P上に内部構造の分かる組立図や部品表を公開しているのがすばらしい。
どういう内部構造になっているか?とか、使われているカートリッジの部品番号とかがしっかり把握できる。

カートリッジはお湯と水をレバーの向きに合わせて止めたり、出したり、適切に混合したりする重要部品だ。

TOTOのHP内でそのまま注文することも可能なんだろうけど、ネット全体で検索した方がいろんな値段が見られて良さそうだ。

4,990円というのが見つかった。うーん結構高いなあ。
尚もいろいろ見ていたら、このカートリッジの構成要素である、ゴム製のバルブとそのバルブを押し付けるスプリングのセットだけを2組(つまり湯側と水側の両方分)で1,100円で売っているのを見つけた。

すり減って水漏れの原因となっているのは恐らくこの部品なんだろうから、これだけ交換すればいいんじゃないか、と思った。

もし、これだけで直らなかったら結局カートリッジを買うことになるので、1100円無駄になってしまうけど、その可能性の方が小さいんだろうと判断して発注した。

その部品が昨日届いた。

この小さい部品1袋で550円かあ? もっと安くしてくれてもいいような気もしたけど、欲張ってはキリがない。
送料込みなんだからと納得。

で、今日午前中交換作業にかかる。

準備として、洗面所に来ている系統の水の元栓を止める。
お湯側はボイラーの入り口に栓がついているので、そこを止める。「しばらくお湯は使えないよう」と妻に言っておく。

いよいよ分解だ。

右上から、操作レバー。これは手で上に引き抜くだけ。

次はプラスチックのストッパー。その次のカートリッジ止めのネジが勝手に回らないように止める役割。
先の細いペンチでつかんで上に持ち上げれば簡単に取れる。

3つ目の金属の丸いのは内側にネジが切ってあって、本体に差し込まれたカートリッジが抜けないように上から抑える役割。
ボルトのように六角形になってないので、水道工事用のプライヤーでつかんで左に回して取るが、傷つかないようにボロ布を挟むとよい。

4つ目がカートリッジ。上に引けば簡単に抜き取れる。

本体の左右に2つづつ置いてある小さく丸いのが、今回交換対象になるゴムバルブとスプリング。
本体の中央穴の底部に水と湯が出てくる2つの穴が空いている。
そこに先ずスプリングを径の大きい方を下にしてはめ込む。

次にそのスプリングの上部にかぶせるようにバルブを乗せる。
もう1組も同じようにやる。

自分の場合、水側の元栓が完全に止まってなかったため、じわじわと水が出てくる力でバルブが勝手に動いたりしてちょっと作業がやりにくかった。

これが正しい位置にきちんと置けたら分解と逆にカートリッジから組み立てて行けば終了だ。

湯と水の元栓を開けて混合栓を操作してみて止めたあと、ポタポタ漏れが止まっていればOKだ。

水側、湯側両方共結果はOKだったので、ホッとした。
カートリッジ全体の交換しないでもうまくいったので判断が正しかったことをひとりで喜んだ。

 

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2018年07月19日|ブログのカテゴリー:DIY