洗浄トイレの修理…19/5/10

主として使用する2階の洗浄トイレが故障した。
おしり洗浄のボタンを押しても反応しない。何度も押したり、強く押したりしてると作動するときもあった。

以前もこれに似たことがあったが、それは水の取り入れ口が鉄管の錆の破片でふさがったためだった。
ボタンを押したことには反応して「ピッ」という音がしていた。

今回はボタンを押したことに反応してないので、洗浄シャワーが出て来ない症状は同じだけど原因は違うようだ。

考えてみるとこの洗浄便座を設置してから17年経つので、これは交換するしかないかな、と思った。


ただ、前の時もそうしたように一応分解して調べて見てみようと考えて、カバーを開けてみた。


おしり洗浄等のボタンの裏側は1枚のプリント基板が取り付けてある。

ネジ6本緩めてこのボードも外してみた。

基板の表側はこんな感じ。黒い正方形の物はマイクロスイッチ(SW)で、上部が少し膨らんでいる。
外側ケースのボタンに対応していて、ボタンを押すと、このマイクロSWを上がら押すことになってSWが切り替わる。

押されるたびにプチ、プチと音がしてONとOFFが切り替わるように出来ているが、押されて動く量は1~2ミリ程度のように見える。
ケースにあるボタンというのはプラスチックのケースに切り込みが入れてあって少し上下動出来るように作られている。

これを合わせて考えてみるとケースのボタンを押されたことがマイクロSWにしっかり伝わらない原因はそこに隙間が生じているからではないか?というのが最もありそうなことだ。

矢印のマイクロSWがおしり洗浄用なので、このSWの頭を少し高くすれば状況が変わるんじゃないか?
セロテープを小さく切って貼ってみた。
1枚では薄すぎのように思えて、何の根拠もないけど2枚重ねて貼ってみた。
これで少しだけ高さが増えたのでその分だけ、外側ケースのボタンの下がり方が弱くてもSWが作動するはずというい理屈だ。

ダメ元でこれで元通りに組み立てた。

テストしてみたら、なんと一発OK。

直ってしまった。

温水洗浄便座を買い替えるとネットで安いの探しても1万5千円ぐらいかなあ、と覚悟してたのでやったーラッキー、という感じ。

実は1階のトイレに設置してるのも17年前に一緒に2台買った内の1台で、こちらはだいぶ前からストップのボタンが感じとりにくくて、何度も強く押してやっと止めていたのだ。

この前、友達が泊まったとき、「ウォッシュレットが止まらなくてどうしようか、と焦ったよ」と言われてしまったのでこちらもそろそろ買い替えの時期だなあと思っていたのだ。

同じ理屈で直るはずだと信じて、午後からこちらも分解修理した。結果OK。

すばらしい、今日は少なくとも3万円の支出を食い止める仕事を2時間ぐらいでやってしまったかなあ、なんて考えると楽しい。



ひとつ前の記事へ   次の記事へ   このページの先頭へ
DIY 一つ前の記事へ  次の記事へ   他のカテゴリーの最近の記事へ

 

2019年05月10日