山仕事(続)・・・19/8/6

毎日少しずつやっている山仕事。今日は高さ15mほどの木を1本切り倒した。

家の周りのツツジなどの低木とその向こうの林の境界線に生えている木は空間が大きく広がる家の方に向って強い枝を伸ばす。
そうすると重力が掛かるからか、幹もだんだん家の方に傾いてくるような気がする。
そんな状態で木がどんどん成長すると、この木が倒れたら家の屋根にぶつかるんじゃないかな、と心配になったりする。
この辺はかなりの強風が吹くので、年に1~2本は大木が倒れるような状況が実際にある。

今日のターゲットの木はこのコナラです。

幹は傾いてはいないけど、主枝が大きく右側の空間にだけせり出していてバランスが悪く、下にある何本かのちょっと大事な木の日照を奪っている。
被害者の一つは、この柿の木。

先日見たときはまだ緑の葉っぱが数枚だけどちゃんとついていたのに、今はもうチリチリの枯れ葉になっている。
ほとんど枯れているようだ。

もう生き返らせるのは無理かもしれないけど、午前中からしっかり日光が当たれば新しい芽が出てくるかもしれない、と少しだけ期待している。
ちゃんと良い品種を接ぎ木してある甘柿だけど、日当たりが悪いため成長が遅く、18年目の去年初めて小さな実を2つつけたのだった。
今年はもっとたくさんなるだろう、と期待していたのに、ドン曇りの長い梅雨があり、また、周りの大木がどんどん枝を広げてきて、たまに射す日光も下まではごく単時間しか当たらない環境に、ついにギブアップとなったようだ。

その辺をちゃんと見ていなかった自分が悪いのだけど、気づいたからには何とかしてやらなければ、・・と思う。

根元の直径30センチぐらいあるから、チェーンソウ使うと楽なんだけど、ここ2~3年使ってないので、エンジンが掛かるまでに時間が掛かりそうだ。
手ノコでのんびりやることにした。
足腰も弱っているので、腰かけてゆっくりやるため、椅子も用意した。
倒す方向はほとんど選べない。
枝が大きく伸びてる方向に重心が行っているし、それ以外の方向には大木の枝が張っている。

倒す方向に先に切り口をつけた。
そして反対側から倒れるまで切っていく。
蚊を近づけないよう蚊取り線香も置いて、ゆっくりノコを引いていく。

やがて、木が傾きだして・・・
メリメリメリ・・・ドシーン と倒れた。

周りの木への被害が結構出た。
栗の木の枝がへし折られた。

家までは十分距離があると思っていたのに、2階ベランダをこすって1階駐車場の入り口付近まで枝葉が届いている。

紅葉がきれいな「ニシキギ」がこの下に巻き込まれている。

コナラの枝など切って、とりあえず下敷きになっていた「ニシキギ」を助けた。
押しつぶされていたけど、折れた枝はほとんどなかったようでほっとした。

三つ葉ツツジの上に、半分折れた栗の木の枝葉が何本もかぶさっているが、高くて手が届かない。、
先ずは倒したコナラの枝を払うことを優先する。

そんなとき、急に雨が降ってきた。雷雨のようだ。
やれるところまでやってしまおう、と宙に浮いているコナラの幹が不安定なので、支えている枝を切り、幹も中央付近で切断した。

何とか地面に横たえるところまで出来た。

汗と雨に打たれてびっしょりになったので、今日の肉体労働はここで終りにする。
水を補給し、休息後近くの温泉に行って汗を流してきた。
山仕事は結果がすぐ目に見えるので体は大変だけど楽しい。
これからも無理しないレベルで少しづつやってやっていくつもりでいる。

8月7日 <追加>
栗の木(左上)の折れかかった枝が三つ葉ツツジ(右)の上に何本も被さっていたのを高枝用の鋏やノコギリで切って取り除いた。

栗の木の枝も無駄に南側(画面右方向)に伸びていたのがスッキリしたので良かった。
中央に昨日切り倒したコナラの幹が見える。(2階ベランダから撮影)

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2019年09月06日|ブログのカテゴリー:DIY