コユキの朝食タイム・・・19/12/30

我が家の愛猫コユキは自分が人間だと思っているかもしれない。
朝、人間が食事を始めると自分も立ち上がって食べたそうにするのは、みんなと一緒にテーブルを囲みたいみたいだ。
それで、テーブルのそばに椅子ごと引き寄せて餌をあげることにした。

喜んでるようだけど、歯があまりないので、舌で舐め取るような食べ方になる。
皿の上で転がすだけになりがちなので、皿を傾斜させておくと食べやすいようだ。
舌がつかれるのか、少し食べてはお休みする。
食べるのをやめてキョロキョロ辺りを見回すときは水が飲みたいサインだ。
すかさず、用意しておいた水を口の前に置いてやるとペチャペチャと飲みだす。
そんな舐めるだけで、水なんかほんの僅かしか飲めないんじゃないか、と思いがちだけど、意外にこれがどんどん減っていくから不思議だ。

水は水道水そのままではなく、やはり浄水器を通したのが好みだ。
今の時期は冷たいのではなく、かなり温かい湯が良いらしい。
この辺がかなり人間に近い。

ただ、調子に乗ってどんどん水を飲むと、すぐに吐いてしまうのが困る。
このネコ、食が細くて少しづつしか食べないのに、せっかく食べたのに全部吐かれてしまうと、こっちががっかりしてしまう。

ネコって外に出て草なんかかじるとすぐに吐くので、そういう風に簡単に吐けるように出来てるんだろうと思う。
吐いた後も本人は平気で食べたことの満足感を得ているみたいなので、あまり気にしないようにはしているが、あと始末は人間の仕事になるので出来れば吐かないように願いたい。

食事後、しばらくはアンカで温まった椅子の上で食休みなどしてるが、人間が席を立つと2階の自分の部屋に戻っていくことが多い。
その方が落ち着くようだ。

顔をこちらに向けてるときは、ひとが行くと「ニャー」と挨拶してくれるが、今は掛けてある毛布をたくし上げても背中しか見えない。
今日のように日が差さず肌寒い日は、アンカの入った寝床にこもって夕方まで寝ているのだ。

考えてみれば自分勝手なやつではあるけど、このネコが居るおかげで家の中になんとなく穏やかな空気が流れているような気がする。
それが自分のお役目と、知ってか知らずか今は爆睡中だ。


 

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2019年12月30日|ニュースのカテゴリー: ネコの近況