トイレ水漏れ修理・・・22/09/09

1階のトイレ、水を流したあと、ピタっと止まらないで、チョロチョロ流れ続ける、
と妻に言われた。
昨日の昼前のことだ。

家庭内の役割分担上、当然のように僕が直すんだろうと期待してるようだった。
まあ、トイレのちょっとした修理や改造はいろいろ経験したのでなんとかなるという気持ちはある。
このトイレ、シャワートイレ化したのも、自分だし。

早速見てみる。


トイレ本体のちょっと高い所に水をためるタンクがあって、その上が手洗いになっている。

早速、状態をチェックしてみた。
タンクには水がいっぱい溜まっている状態で、手洗いの方には出ていない。
便槽の方に少しずつ漏れ落ちてるようで、水面にさざ波のような水の動きが見える。

ウーン、この場合2つのケースがあるなぁ。
タンクに水を流し込む水栓がきちんと止まらなくなってるか。
タンクの出口(便槽に水を流し出すところ:タンクの下部)の弁がしっかり閉じなくなって場合。

もちろん、両方ダメってこともないではないけど、とにかく調べてみよう。
まず、トイレ内にある大元の水栓を閉める。

これを閉めれば、タンク入り口の栓がどうであれ流入はしないので、 出口側に問題あるか、ないかが分かるはず。

この状態(タンクには水が溜まっている)で、便槽の方見てみる。
すると、さざ波は今まで通り動いていて、流入してることが分かった。

次はタンク内部の様子。(水は抜いた状態)


タンクの流入口の方は内部の水の量に応じて上下する浮きによって水を止めたり、 出したりする仕掛けになっている。

左側のマルっぽいのが浮き。
その上のプラスチックのホースは手洗い水の出口に繋いであったホースで、今は邪魔なので外した状態。
この状態で、最初に閉めた大元の水栓を開き、浮きを手で上下に動かしてみればタンク入り口の栓に問題あるか、無いかは、すぐわかる。
結果、こちらは正常だった。

となれば、疑うべきはタンクの出口の弁、写真では黒く写ってる部分で「フロート弁」というらしい。

タンクの外にある、レバーを操作するとこの弁が上がって出口が開き水がドーっと便槽に流れるのだ。
これが弁が開いた状態。


ネットで調べてみて分かったんだけど、フロート弁はある程度の年数使うと漏れるようになるようで、交換が必須なんだとか。

我が家は新築後40数年、今まで1度も交換してないわけだから、よく持ったもんだわ。

午後からネットで部品を検索して注文。
トイレはToto製だけど、型番とか分からないので、トイレのフロート弁だけで検索してたら他のメーカーの部品ばかり。
似てるけど、他のメーカーのがそのまま使えるとは思えないので、条件に「ToTo] と追加したら、2つ出てきた。
しかし、40年以上前のトイレに、今売ってる部品がそのまま使えるんだろうか?
と一抹の不安が!

で、購入者のコメントを少し読んでみたら、ありました。
「古いトイレの部品を今も販売続けていてくれてありがとう」って

あとは、2種類ある内のどっちなのか?だけど、これは寸法の違いなので、現物を測って一致する法を注文した。

ネットでの買い物はアマゾンとかヤフーショップとかいろいろ使ってるけど、DIYと畑関係はほとんどモノタロウですね。
品ぞろいが豊富で、発送もそこそこ早いです。
昨日の午後注文したら、夜には発送連絡のメールが届いたので、今日届くんだろうなぁと待っていたら配達は夕方だった。


交換は工具も必要なく、ゴムなので素手で簡単に出来た。
ただ、古い方を外すとき黒いぬめりのようなものが手について後で手を洗う必要はあった。


これは外した古い方のフロート弁。

裏返してるので、見えてるのは下面。
外側から2つ目の円周帯が受け側のプラスチックの筒の上面に当たる部分と思われる。
写真では分かりにくいけど、長年、パタンパタンとぶつかっていたせいか、ゴムの面が荒れていて、全体的に少し窪みが出来ているような感じがする。
それが水漏れの原因になってるのかな、という印象。

交換後はもちろん症状は収まって、一件落着ということでした。




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2022年9月21日|ブログのカテゴリー:DIY