庭のリフォーム計画・・・20/05/30

最近自分チの庭木を今後どうすべきか考えている。

これは2016年秋の写真だけど、80年以上この地に生えている大きな木が2本ある。
手前中央右よりの木がサンゴ樹で、その右後方に丸く盛り上がってるのは樫の木だ。

常緑樹でドンドン大きくなるので、同じ大きさを保つ為に毎年かなりの手間と時間を掛けて剪定作業をしないといけない。
そのときに出た枝葉を処分するのも簡単ではない。

それとは別に、ここ2、3年サンゴ樹に新たな問題が出てきた。
内部にあったたくさんの枝がだんだん枯れてきて、木の形が崩れてきたのだ。

去年の秋にも枯れた部分を思いっきり切ったが、この春一旦は芽が出たのに、その後葉っぱが育たず枯れてしまった枝も多く出たので、枯れた枝を全部切ったら、こんな形になってしまった。

虫がついたようでもないし、病気とも思えない。
枯れてない枝についた葉は青々してきれいな葉っぱだ。
素人の推測でしか無いけど、根っこから吸い上げる養分か、水分かが、全部の枝に供給出来なくなってるんじゃないのかな、と思っている。
地面の下で根っこが成長する余地がなくなってるとか、何かの原因で。

こんな形の木が一番目立つところにあるのは気分悪いので、この際庭を少しづつ変えていくことにした。

何を目指すか、と言ったら何といっても「出来るだけ手が掛からない庭」。
年々体力が落ちて来てるので、これが最も重要だ。

時間は掛かっても問題ないけど、金はそんなに掛けられないから、自分でコツコツ出来る範囲で進めていくことにする。

方向性は自然を身近に感じさせてくれる「雑木の庭」かな。

いろいろ調べていたら、「アオダモ」という木が気になりだした。
これはネットの植木屋さんのページにあった写真だけど、この優雅な佇まいにショックを受けた。

アオダモは野球のバットの原料にもなるそうで、しなやかでヒューンと伸びて小さめの葉っぱを上の方につけるようだ。
全国の山によく自生してるというので、那須の自分の林を探してみたけど、みつからない。

根元から何本も幹が伸び出た株立ち型のが格好いいんだけど、ネットで見たら、数万円の値段だから、自分の小遣いで気軽に買えるものではない。
1本もので、かつ0.5mという苗が1,540円(+送料780円)で見つけたので、とりあえず1本注文したら、昨日届いた。
左側の薄緑色のネットをかぶせて配送された。

予め、サンゴ樹の下に堆肥と土を入れて植え場所を用意しておいたので、夜だけどすぐに植えた。
地上部の高さ78cmぐらいあった。

水をたっぷり与えてから、地面が乾燥しないように根っこのまわりに落ち葉をかぶせた。
これが定着して育つのに合わせて、サンゴ樹の枝を詰めていき、最後は根元で切っちゃう。
その間に他の雑木も追加してこの一角を雑木林の雰囲気にしようという気の長い作戦をスタートさせたところだ。

雑木林風の庭は今、流行っているようで、中でもアオダモの人気は高いようだ。
成長が遅いので、あまり手が掛からないというのもいい。
苗は、植えたあとは10月ぐらい迄、水を切らさないようにと書いてある。

夏の暑い時期に家を空ける期間もあるので、今日、自動水遣り機のホースを分岐させて、アオダモ専用の散水出口を配置した。

門から玄関に向かう通路を横断しないといけないので、敷石の間にホースを通した。
これが植物に水をやるスプリンクラー。
その右のグレーに緑がかったのがアオダモ(正式には「マルバアオダモ」)の幹。
直径約1.0cm。

今日の作業はここまでだ。

那須の自分の敷地に雑木はいろいろあるので、その中から、あまり大きくならない「ミツバツツジ」、「ツリバナ」、「夏ツバキ」などを今後ここに移植して小さな雑木林に近づけたいと思っている。

アオダモが先の見本写真のように建物の白壁に映えるまで育つのには10年以上掛かるのかも?

樫の木もどうするか考えないといけないし、ザクロの木も剪定のとき棘が痛いので困っている。

やりたいことはいっぱいあるけど、自分が生きてるうちに全部出来なくてもいいや、という気楽さでのんびり進めるつもりだ。



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2020年05月30日|ブログのカテゴリー:DIY