パソコンの電源交換・・・21/1/12

話は2~3年前に遡るが、はっきりした日付は思い出せない。
実はこの白いパソコン、2006年に買って自分の机の右横に設置し、毎日のように使ってきた。 買ったときはWindowsXPで、その後、Windows7にし、8にし、今はwindows10にしてずっと使ってきた。
10年以上経つとさすがに機能の増えた最新のOSを存分に使いこなすにはハードウェアが追いつけなくなったのか、遅さが目立つようになった。

2~3年前、新しいパソコンを安く入手しようと、ヤフーオークションを物色していて、仕様と値段から判断して、「これだ!」思えるものを見つけ、幸いうまく落札できたのだった。
それがこの黒いパソコンだ。出品者が自分で組み立てたパソコンらしい。 机の左側に設置して、早速使い始めた。
速い。電源入れて、15秒ぐらいでもう使用可能になって、何をやっても画面に表示されるのがほとんど待たずにパッと出てくるのでさすがは最新のパソコン、と喜んだ。

ところが、少し使い続けていたら、すぐに問題が発覚した。

何も操作してないときに、いきなりパソコン画面が消えてしまう。
その後再起動されて、またWindowsが立ち上がり使える状態になるのだが、例えば、誰かにメールを出そうと文章を入力中にこれが起きると、今まで入力した分が吹っ飛んでしまい、もう1度最初から書き始めないといけないことになるので、めんどくさい。

何も起こらずに何時間もずーっと使い続けられることがあったかと思うと、これが起こり始めると5分もしないうちにまだ発生し、それが何度もに繰り返されることもあるなど、要するに先が読めない不安定さを持ったPCだった。

素性はとっても優れてるんだけど、持病持ちで安心して使えないという感じだ。
まあ、落札出来た値段が仕様の立派さとあまりにもバランスしてなかったので、何か問題あるかもしれないな?という気持ちはあったので、あまり落胆はしなかった。
何か問題あったら、それを自分で解明して直してやろうぐらいの気持ちは持っていたから。
それで、その内時間が出来たら問題解析やることにして、とりあえずそのパソコンを使うのを中止して、古い方を使うことにしたのだが、それから、あっという間に2~3年経ってしまったというわけ。


前置きが長くなったが、2020年12月、突然暇な時間がいっぱい出来て、長い間放っておいた問題にじっくり取り組むことが出来ることになった。
前から痛んでいた右肩痛に加えて左足のふくらはぎに肉離れを起こして、テニスはもちろん、畑仕事もままならないことになって、机の前で椅子に座って出来ることをやるしかなくなったのだ。

今の時代、便利なものでインターネットで調べるとたいていのことはわかる。
ヤフーの検索画面に「PCが勝手に再起動」と入れて検索したら、考えられる原因と対処法が詳しく解説されている記事がいくつも出てくる。
それらの情報を活用させていただいて、実際に対処法のいくつかを実行した結果、自分の判断ではどうもパソコンの電源に問題があるんじゃないかと思えた。
ご存じの方も多いと思うけど、パソコンは直流の+3.3V、+5V、+12V、-12Vなどを必要な箇所に供給して作動させるようになっているので、家庭に来ている交流100V電源から上記の直流に変換して必要十分な電力を供給するための装置として電源ユニットが組み込んである。

これはPCの背面側から撮った写真で、右下のグレーのボックスが電源ユニット。

電源ユニットって何が劣化するのかよく分かっていなかったけど、解説を読んでみると、電解コンデンサーという部品が使われていて、これは電池みたいなものだから寿命があるのだとのこと。
特に電源の最大容量付近で使ったり、高温の環境で使ったりした場合、劣化は早まるとのことだ。
これで納得。早速新しい電源ユニットを買って交換しようという気持ちになった。

黒いパソコンに使われている電源ユニットを見たら500Wのものだったので、今度は多少余裕を見て750Wのに取り換えるつもりで、早速ネットで調べてみた。
2万円とか高いものは3万円とかの値段がついている。
ウーン、これは参ったぞ。
パソコン本体がそれぐらいだったので、電源だけで2万、3万はちょっと高いなあ、と思った。

そんなとき、自分が考えることはやっぱり、ヤフーオークション(ヤフオク)になってしまう。

年が明けて、2021年。
改めてヤフオクを見るとPCの電源ユニットがたくさん出品されている。
ほとんどは中古品だが、中には新品が紛れ込むケースもある。
自分は中古でもいいから、ちゃんと使えるもので、750W前後で2000円から3000円ぐらいで入手するつもりで眺めていた。
とりあえず電源に問題あり、と考えているけど、そうでなかった場合次に他の部品を交換してみることになるので、できるだけ、出費を抑えながらいろいろ試そうという作戦だった。

あっ、これ良さそう、と思ったものは他の人もそう思うようで、セリ負けて落札できないのがいくつか続いた。
670Wというちょっと中途半端なものが他の人が注目してないようだったので、これに狙いをつけて、2140円でようやく落札出来た。(1月7日になっていた)
これに送料が1000円プラスされる。
1月9日入手し、早速電源交換の作業に入る。
電源ユニットから出ているケーブルがどこに繋がっているか、後でわからなくなると困るので、写真撮ったり、メモしながら、外していく。

狭いところを太いケーブルが通っている部分もあって、外すのに苦労したけど、全部外せた。
左の白っぽいのが外したばかりの古い電源ユニット。右の茶色っぽいのがこれから組み込む電源ユニット。
中央黒いケースがPC本体で、下部の空いている部分に電源ユニットを横から入れて収める。
そして、ケーブルを繋ぐべきところにちゃんとつなげば作業は終了だ。

電源を全部繋げたので、さあ、テストだ。
モニターやキーボード、マウスも繋いで電源入れてみた。
OKだ。ちゃんと起動したし、正常に動く。
しばらく使ってみたけど、勝手に再起動も起きない。
速いパソコンは左側に置いているけど、今は右のモニターに表示している。
左のモニターはテレビ用だ。

1日経ってこのパソコンが問題なく使えることを確認出来たので、机の上をレイアウト変更した。
左の黒いパソコンの画面は左に、右の白いパソコンの画面は右のモニターに、こちらはテレビとも共用で切り替えて使うようにした。
これからは左のパソコンを主に使うつもりだけど、何かあった時のために右の(今まで使ってきた)パソコンもいつでもすぐに使えるようにしていくことにした。

そのための手段として、2つのパソコンをルーターを介して家庭内LANを構成し、どちらのパソコンからも、もう1台のパソコンのHDDを自由に読み/書きできるように設定した。
これもインターネット上の解説を見て設定したのだけれど、うまくできた。

今まではUSBメモリーやSDメモリーを介してデータのバックアップを他のPCにコピーしていたが、LAN接続してれば、両方のパソコンの電源を入れてあれば、主に使っているパソコンに保存した同じデータをすぐに副のパソコンにも保存することができる。
自分のPC使い方として、そういう習慣づけをするつもりだ。
そうしておけば、一つのパソコンが調子悪くなってもデータはもう一つのパソコンにもあるので、安心できるということになる。


上の記事とは関係ないけど、

==============1月13日 畑作業=============

家の北側にある我が家の畑は今、日当たりが少ない上に、野鳥が葉っぱを食い荒らす被害を受けて 厳しい状況にある。

手前はカキ菜、中央の畑にはブロッコリーとカキ菜植えている。
これは12月20日の写真だけど、1月13日には葉っぱが野鳥に食べられてほとんど無くなっていた。

野鳥には気の毒だけど、寒い中、せっかく伸びてきた青菜が全滅するのは忍びないので、鳥よけネットを張った。

中央左寄りの茶色いのは、ザクロの木を剪定した枝葉の枯れたもの。
この中央部にネギを植えてあるんだけど、近所のネコ達がトイレとして土を引っ掻き回すのに困っての対応だ。
この辺りに畑のような土が露出してる所少ないので、何匹かのネコのトイレ化している。
ザクロの枝にはトゲがあるので、賢いネコはここを避けるようだ。
自分はネコ好きなので、何も植えてないところならしょうがないかな、ぐらいには思っている。
ウチのネコは家の中だけで飼ってるから、畑荒らしなんかしないんだけどなあ。




里の暮らしひとつ前の記事へ   次の記事へ  このページの先頭へ   山の暮らし最近の記事へ
DIY 一つ前の記事へ   次の記事へ

 

 

2021年1月14日|ブログのカテゴリー:DIY