落雪受けを作る…18/12/7
暖かい日が続いた今年の12月も、北の方から雪の頼りが聞こえてくるようになった。
那須高原にも、いつ雪が降ってもおかしくない状況になってきたようだ。
気持ちは焦って、昨日急遽那須にやってきた。
今回はテニス友達のMさんが手伝ってくれるというので、彼の日程にも合わせて日を決めた。
天気は昨日は小雨だったが、今日は予報通り曇りから晴れにむかったので朝9時過ぎから作業開始した。
先ずは物置の両側に鉄パイプの柱を2本ずつ立てる。
倒れないように仮の支えをしておいて、反対側と上方でつなぐ。
ここまでやってしまえばあとは少しづつ部品を継ぎ足して行くだけだ。
ひとりでの作業だったら、重いパイプを片手で支えながらもう一方の手でクランプのネジを締めるという難しい作業になるところを、お手伝いさんが来てくれたおかげで、スイスイと仕事が進んだ。
物置をまたぐように両側の柱をつないだ状態。
屋根に乗っている材木は前回、屋根のへこみを修正するため、下から押すとき全体が浮き上がるのを抑える重しにしたもの。
両側をつないだパイプの上にさらに直角にクロスするパイプを取り付けてそこに足場の踏み板を載せる。
とりあえず、1枚乗せてみた。
高さや傾きなど細かい点を調整して踏み板を3枚並たら全てのネジをしっかり締める。
物置の屋根と落雪受けの間の空間は35センチほど確保した。
全体的に問題なさそうなので、ぐらつき防止のため斜めに1本パイプを取り付けた。(両側に)
斜め上から見た状態。
ちなみにベージュ色の仕切りの向こうは後付けで自作したネコ達の部屋。
ネコ部屋の西側の壁の4分の3ほどが物置の正面パネルで構成されているのだ。
そのため、
物置の崩壊はそれだけの問題ではなく、ネコ部屋の機能不全に直結しているので、これ以上のダメージは食い止めないといけない。
ネコ部屋にはマキストーブも設置したので、落雪受けの向こうに縦に棒状に見えるのは煙突。
クランプ部分にはプラスチックカバーを取り付けて完成。南側から。
一番大事なパイプの下の部分はコンクリート製のタイルを敷いて、その上に足場用のベースというのを置いただけ。
これがちょっと不安ではある。
大部分は中古資材を使ったけど、べースとパイプの先端の穴塞ぎ用のプラスチックキャップは新品。
パイプは一部に錆が出てるところもあるので、いずれ今日組み立てた構築物全体にペンキを塗りたいと思っている。
まあそういった課題は残ったけど、お昼休みを挟んで午後2時に片付けまで終わることが出来たのは考えていたより早かった。
これで、屋根に雪が積もるのが待ち遠しくなった ・・・ かも?
今回、足場の中古市場の広さや、値段の安さなど知ることが出来てとても興味深かったし、足場職人的体験もできて楽しめた。
何か作るときの選択肢として、足場材の活用というのも考えられるようになったのは良い経験だったと言える。
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